ABOUT US

入曽精密について

社長からのご挨拶

お客様は、多彩な企業の開発担当者や設計技術者であり、いわゆるモノづくりのプロフェッショナルたちです。彼らがイメージした小さなカタチを、いかにして現実のものとするか。その命題がいつも私たちの前に立ちふさがります。しかし不可能を可能にすることは夢を現実にすることにつながり、大きな使命感があります。

最近のITが私たちに与えてくれる可能性は、大きなインパクトを持っています。以前であれば絶対に不可能だった作業も、CAD/CAMと最新のマシニングセンターの連動で可能になりました。もちろんそこには私たちのつちかった職人技が土台としてあるわけですが、当社としてはこれを「職人技とITの融合」と呼んでいます。私はITを当然のように活用できる時代に、こうしてめぐりあったことにとても感謝し、また楽しんでいます。
取り組んでいる仕事はけっして華やかなものではありませんが、見えないところで生活と産業を支えていることを誇りに思っています。

技術の進化に終点はありません。これからも株式会社入曽精密の挑戦は果てしなく続きます。皆様のご愛顧とご指導とご鞭撻を今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

メッセージ







 
 
私たちの仕事は 工作機械や工作用のソフトを使って、金属やプラスチックなどからいろんなかたちを創りだす方法を考え実行する仕事です。そしてそのことにより次世代製造業での製造現場のあり方を研究し新しい技法の作品作りを実行しています。このことをすこしでも多くの人たちに伝えようと日々取り組んでいます。
 
この仕事についたのは 子供の頃から物を作ることが好きだったから。30年前にこの会社に入社したんですが、その時 どうせやるなら、「日本一の仕事が出来る人になりたい」っていうことを強く想いました。
高い大きな目標を持ちながら、仕事に日々取り組んできました。そして、この業界の先輩たちの仕事に対する取り組みからいろいろ学び、「少しでもいいから世の中の役に立つ人になろう」と心がけながら、毎日毎日夜遅くまで仕事をしてきました。そんな中、世の中の変化が起こり、その変化によって自分たちが使っている、いろんな道具が格段の変化をし始めました。IT革命ってやつです。

此処を私はチャンスと感じました。新しいことが始まるスタート点だと。みんなが一斉に同時にスタートする時代が始まったんだということを感じました。今までありえなかった物事が始まりました。コンピュータとつながる工作機械。その為のとても便利なソフト。いろんな道具がコンピュータ化されました。設計図は、手でペンを使って書いていましたが、コンピュータで描くことができ、その描いた線から、工作機械が同じように線で動きました。また、いろんな曲面をコンピュータの中では作る(作図)こともできるようになりました。

コンピュータで動かせるようになった工作機械は、その面にそって、非常に細かく削れるようになったのです。
今まで出来なかった仕事のやり方、方法を考え出すことができるようになったということは、大変やりがいがあり、面白いことになりそうだなと、強く、強く、感じました。私の体の中を電気が駆け抜けるように感じました。

 
 


創造と実行

それから、いろいろな取り組みを独自で試し始めました。
1998年~2000年には「MC 造形システム」というデジタル社会でのものづくりの考え方を考案しました。これは、2006年日経ものづくり大賞を受賞しました。そして、この考え方から作り出せるものを、私は創造し、実行してきました。今もそのことを広く世の中に知ってもらうために取り組んでいます。
初めに、金属の塊からまるで木材から掘り出したかのような形の金属削り出しによる「アルミのバラ」を創作しました。2001年の11月ごろから始まりました。昼間は普段の仕事をやりながら、夜20時以降になってから取り掛かり、毎晩遅くまでやりました。一年かかりました。
また、2004年5月、高校の教科書でも取り上げられている「世界一フェアなサイコロ」もできました。
また、2004年9月、「世界最小の削り出しサイコロ」もできました。
また、1300年前に造られた国宝の仏像をコンピュータテクノロジーを駆使して姓見るな1/8サイズの金属製の精密模範「メタルのバサラ大将(2009年)」を作ることにも成功しました。これは東京大学でも驚かれ「現物融合学」という研究をしている先生から講演を依頼されたくらいです。
そして2007年頃から、作ることに革新が起きたということは、次は組み立てに革新を起こすことだと気づきました。
そして2012年「マイクロパーツハンドリングシステム」を作りました。
なぜ、作ったかを説明します。肉眼で見えないくらい小さなものが個人でも自在に作れるようになったということは、目に見えない大きさのものでも組み立てができるようになる必要があると考えました。2006年ころ絶対に製造業の現場に必要だと強く強く思いました。そして、世の中になかったので自分で作ろうと思いました。そうすれば、私の従事している業界、製造業が大変な活性化をすると考えました。
大きさに限界がなくなるということはたいへんなことなのです。デジタルと感性が融合して初めて、次世代製造業ということなのです。ということを強く言いたいし、これは本当です。自在性(チューニング)がなければ、より良いものはできません。真に役に立つものが作れません。それでは私が、この業界に入った時から「役に立つ人になりたい!」という思いを持っている自分自身、使命感に反してしまいます。

 

役に立つ人になりたい

デジタルで情報がやり取りできるようになったのが私の会社では、27年くらい前からですが、工作機械がデジタルと本格的に融合し始めたのは20年くらい前(1995年)頃、工作機械側のデータ容量が大容量サーバ化したこととウィンドウズ上で3DのCAD/CAMソフトがアドオン可能になったことから。

作品の発想は いろんな人との会話から湧きあがってきます。今の目標は 使命を全うすることです。


【質問】どうしたら、匠になれるの?
匠って言葉は、好きではないんだけど、それは置いといて、質問に答えるとしたら好きで得意なことを見つけることがとても大切ですね。そして、そのことを通して、運よく仕事に出来たら、周りの人の役に立つことを心の底で強く念じながら、一心不乱にとことんやり抜けばだれでも匠と言ってもいいくらいになるんじゃないかな。

【質問】将来はどんなことをしてみたいですか? これからの夢は?
次世代製造業を明確にしていきたいな。どんどん凡例を作っていきたい。そうして製造現場に従事している人たち、これから従事する人たちに伝えていきたい。製造業の可能性が無限であり、そのためには現場の大切さ、日々研鑽の大切さを伝えていきたい。

【質問】子どもたちへのメッセージ
いつまでも、可能性は無限、決めつけないでほしいな。自分の明日を。将来像を。
自分の好きなこと得意なことを見つけ出してほしい。それが勉強だね。親の言うことをだけでなく、世の中のいろんな仕事を知ってほしい。いまこの瞬間も、世の中では新しい仕事が生まれているのだから。自分が感じる力を育んでほしい。思いやりのある我儘な子供であってほしい。難しいかな。